はじめまして、管理人のあんにゅいです。
当ブログにご来訪くださいましてありがとうございます。こちらの記事では私の自己紹介とこのブログの運営方針を書いていきます。
このブログでは投資とパチンコについて言及していきたい所存です。なので投資あるいはパチンコに嫌悪感を持たれている方はこのブログはお読みにならない方がいいかもしれません。よろしくお願いいたします。
目次
管理人の自己紹介
学生時代から現在まで
パチンコとの出会い
私はいわゆるゲーム少年でした。ファミコンで育った世代です。
ゲームセンターでメダルゲームに興じるのも好きで、幼少の頃からパチンコにも興味を持っていました。物心つくかつかないかくらいの年齢の私を連れてパチンコ屋に出入りしていた父の影響も多分にあると思います(当時のパチンコホールは子連れでの入店・遊戯が黙認されていました)。
高校3年生の冬、大学合格が決まった私はパチンコデビューをしました。それまでアルバイトで貯めていたお金で銀玉を弾いていたのです。
もちろん収支は散々なものでした。ですが遊びながらお金が増えたり減ったりしていくことに一喜一憂することが楽しくて仕方なかったのを今でもよく覚えています。ゲーム性のあるギャンブル。またはギャンブル性のあるゲーム。どちらとも表現できるパチンコに魅了されました。
都市部の大学に入学した私は、家賃を含む生活費を全て自分で出すことを条件に一人暮らしを始めました。生活をしていくにはお金を稼がなければなりません。そして生活費の他に遊ぶお金も捻出したいところです。そこで短絡的にひらめいたのは、パチンコで勝てるようになればいいのでは? ということでした。
早速本格的に情報を収集し、研究を始めました。ですが初心者の私にとって、パチンコで勝つための情報として何が正しいのかを判断するのは容易ではありませんでした。怪しいオカルトを鵜呑みにして実践してしまったこともあります。
手探りで模索していく中で最終的に行きついたのは、正統派パチンコ攻略雑誌と言われていた「パチンコ必勝ガイド」と「パチンコ攻略マガジン」でした。
両誌をとことん読み込んで実践してみました。するとそれまでマイナスだった収支が面白いように上向きました。別に私は両誌の回し者ではないです。ただ、両誌はパチンコで勝つための当たり前の情報を当たり前に提供していた、と言いたかったのです。
生活費や遊ぶお金を捻出しつつ、大学入学時は数十万円だった貯蓄が卒業時には約300万円になっていました。パチンコで勝つための理屈や立ち回りを学生時代に完全に自分の中に落とし込むことができました。
就職・発病・帰郷
大学3年生の冬、私は就職内定をもらいました。
パチンコで食べていくという選択肢は当時の私にはありませんでした。なぜなら、パチンコで勝てているのは私に腕があるからではなく、パチンコホールが勝てる台を用意してくれているからにすぎないからです。ホールが勝てる台を置かなくなった時点で生活は破綻してしまいます。ですのでこの時は就職の道を選びました。
就職先は、当時としてはまだまだ花形だったIT関連企業です(ITバブル崩壊後だったのでだいぶ落ち目ではありましたが)。
私にとってパチンコではなく就職という道を選ぶのは、結果としては良い選択ではありませんでした。結論から言うと在職中に精神疾患を抱えてしまいました。
残業残業で毎日終電間際まで帰れない。隣のデスクの人とやり取りするのも、口頭ではなくメールでという異様な就業環境。上司に何か意見めいたことを言おうものなら、「あなたは新人なんだから!」と一蹴される。
疲労とストレスが極限まで溜まりました。ある日駅のホームで電車を待っていたとき、電車の到着に合わせてホームから飛び降りればそれで楽になれる、という考えが頭をよぎりました。そしてハッと我に返りました。今考えたことは、自ら命を絶つということではないのか?
当時の私は、なぜか会社が悪いとは思っていませんでした。今の環境が辛いのは自分に実力が足りないからだ。自分の努力が足りないから、辛いのだ。そう思って辞めることは考えておらず、我慢していました。自ら命を絶つことを考えるくらい辛かったのに、なぜか耐えていました。
そんなある日休暇で田舎の実家に帰省しました。その時に両親にこういう理由で今とても辛いんだということを打ち明けました。甘えるなと叱責されるかと思っていましたが、両親の意見は揃って「そんな会社は辞めて実家に帰って来い」ということでした。
私は、「俺はまだ頑張れる」と辞めることを渋りましたが、両親はそれを許しませんでした。そして私は両親に病院を受診するように促され、精神科の門を叩くことになりました。そこで診断された病名は統合失調症でした。そして医師から「就業に耐えられる状態ではない」と告げられました。
診断書を持って会社に報告し、辞める方向で話は進んでいきました。そして就職から約3年後に正式に退職しました。
東京に一人でいる理由も無いので、実家に帰り病気療養をすることになったのです。
パチンコ生活
療養生活は楽ではありませんでした。精神疾患は風邪と違って寝ていれば治るというものではないからです。
じっとしていても辛いので、何か気を紛らわすものが必要だと感じていました。そこで、久しぶりにパチンコホールに行ってみました。するとパチンコに集中している間は嫌なことを忘れることができ、苦痛が和らいだのです。両親には「気分転換」と称してパチンコホールに入り浸るようになりました。
どうせパチンコを打つのなら徹底的に稼いでやろうと思いました。良いことに、当時のパチンコホールはとても状況が良好でした。歴史的ヒットマシン・パチスロ北斗の拳のブームにまさに火がついている頃だったのです。
どこのパチンコホールも客の取り合いで過激なイベントを連日開催していました。ガセイベントに踊らされることも多々ありましたが、ホールが本気を出していると思われるイベントを見極めて10店舗以上ものホールをローテーションして回れば基本的には打つ台にあぶれることはありませんでした。
収支も絶好調で、私のような庶民としては恐ろしいほどの額を稼ぐことができました。
しかしバブルはいつか崩壊するもので、2011年の東日本大震災を期にこの好景気は終焉を迎えました。全国的な「パチンコ業界は自粛しろ」というムードの中で、ホールはイベントを開催することができなくなったのです。
イベントを頼りに稼働していた私としては、大変厳しい状況になりました。収支もガクンと落ち、お小遣い程度を稼ぐことはできましたが全盛期の見る影もなくなりました。パチンコで稼ぐのもそろそろ潮時かなあと感じ始めたのもこの頃です。
それでもありがたいことに、パチンコから得た収入を中心に、約5000万円の資産を形成することができました。
両親との別れ
そんなある日、父が倒れ亡くなりました。
気持ちを立て直す間も無い父の四十九日の法要の頃、今度は母が病気で亡くなりました。
信じられない気持ちでしたが、現実です。両親に精神的に依存しきって生活していた私に甚大なダメージを与えました。少しずつ良い方向に向かっていた私の病気も、みるみる内に悪化してしまいました。
気力が無くなりました。
何もできなくなりました。
あれほど通っていたパチンコホールにも行かなくなりました。
病気の治療のために出入りしていた精神科デイケアからも足が遠のきました。
申し訳程度に食事は取る。トイレには行きたくなるから行く。ゴロゴロしていると自然に眠くなるからそのまま眠る。
それだけの生活でした。
資産運用を始めるに至るまで
パチンコで稼ぐことを断念
両親が亡くなってから2年半ほどが経過して、私も少しずつ元気を取り戻してきました。周囲の支えもあり治療のための精神科デイケアにも通えるようになりました。
そしてある日、またパチンコが打ちたくなりパチンコホールを覗いてみました。また稼ぐことができればいいなあという思いも、ありました。しかし、ホールの状況は以前よりも更に悪くなっているように感じました。
- 倒産してしまったホールがある。
- 2年半前と比較して客の数が減っている。
- 50銭パチンコや2円スロットなど、低レート化が進んでいる。
- パチンコが釘ではなく設定で出玉調整されるようになる。
これらの要素は、勝つということに焦点を当てると、私にとっては全てマイナス要素です。
どうやらこれからパチンコで稼いでいくのは相当厳しそうです。もっと言うと、もはや私ごときの実力で勝てる世界ではないように感じます。
資産運用を勧められる
パチンコで稼げないのはつまらないなあと日々を過ごしていました。
ある日、叔父と会う機会がありました。その叔父は土地家屋調査士の資格を有してバリバリ働いており、その傍ら不動産投資をして成功をしている資産家でもあります。その叔父と話をしている中で、こんなやり取りがありました。
叔父「兄貴と義姉さん(私の両親)が亡くなってしばらく経つが、調子はどうだ」
私「ぼちぼちですよ。相変わらず無職ですけど」
叔父「仕事してなくて生活はできるのか?」
私「障害年金を貰っているから大丈夫なんですよ。それに貯蓄も結構あるし」
そこからお金の話になり、そこそこの額の預金があることも打ち明けました。その額に驚いていた叔父でしたが、その内こう切り出してきました。
叔父「なんで資産運用しないんだ? 銀行に入れておくのはもったいないぞ」
この叔父の一言が、私と投資を結びつけるきっかけとなりました。
投資について独学
資産運用か…。
資産運用ってあれでしょう? 株とかFXとか不動産とか、投資のことでしょう。なんか難しそうだし損しそう…。
そう思っていました。投資のことを全く知らない人からすれば、そんなものです。
ですが少し興味が沸いたのでWebで「資産運用 初心者 おすすめ」などのキーワードで検索してみました。そうしたら実に様々な金融商品や投資手法の紹介が出てきます。
正直、どの商品や投資手法がいいのか全く判断できませんでした。なのでとりあえずは良さそうなものをいくつかピックアップしてそれに関する書籍を読んでいくことにしました。
個別株式、投資信託、FX、外貨預金、仮想通貨、不動産、先物、ヘッジファンド、インデックス投資、ロボアドバイザー、NISA、つみたてNISA、確定拠出年金、等々…。初心者なりに勉強を重ねていきました。30冊は読んだでしょうか。自分に向いていそうなものを絞り込んでいきました。そして、最終的に下記のキーワードに辿り着きました。
- ロボアドバイザー
- インデックス投資
- つみたてNISA
- ヘッジファンド
投資手法としてはインデックス投資が一番良さそうという結論に達しました。そして、インデックス投資を全自動でしてくれるというロボアドバイザーに惹かれました。右も左も分からぬ初心者にとって、全自動で運用してくれるのは実に心強く感じられました。「約1%という手数料は高い」という意見もちらほら見かけましたが、当時の私には1%は高いと言われてもピンときませんでした。
資産運用をしない理由が無い
投資について何となく理解できてきたところで、次は実際に投資をするのかしないのかということを考えました。その判断材料して自分の置かれている状況を整理していくと、下記のようになりました。
- 持ち家に住んでいる
- ローンは無い
- 養うべき家族はいない
- 年金収入だけで生活することは可能である(ただし贅沢はできない)
- 当面は使う予定の無い余裕資金がある
やはり大きいのは年金収入だけで生活できるということと、余裕資金があるということだと思います。現金預金が約5000万円あるというのは多すぎると判断しました。なので、生活防衛資金として500万円残し、あとは資産運用に回してみることに決めました。
投資実践やその成績については、これからの記事で書いていきたいと思います。
ブログの運営方針
投資について、その実践記や成績などを綴っていきます。その中で感じたこと・思ったことを発信できればと思います。また、2018年8月3日現在、当方は投資歴約2か月半のド素人です。初心者ならではの不安や焦り、失敗談などを読んでいただくことで、私と似たようなレベルの投資初心者の方やこれから投資を始めようと思っている方の参考になれば幸いです。
さらに、需要があるかはわかりませんがパチンコの話題も発信していきます。具体的にはパチンコ実戦記・過去の思い出話・初心者向けのパチンコ講座などを書きたいと思っています。パチンコ歴20年の実績をここで活かしてみたいという所存です。
最後に私のこれからの人生の展望です。病気の治療を最優先として精神科デイケアに通いながら、趣味のパチンコを(勝敗は度外視して)のんびりと打ち、ブログも適度に更新しながら病気の完治を待つ。投資に関しては将来どうなっているか全く予測がつきませんが、投資したお金が増えていればラッキー、減っていれば残念でした、そのくらいの気持ちでいる。そういったスタンスでのんびりと生きていこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。