(寄稿記事)困ったときの自分を、助けてあげる

(この記事は2022年9月25日にクラフトインターナショナル社様のHPに掲載していただいたものを、そのまま載せています。Happy Note Webサイトはこちらです。)

 

とてもありがたい、障害年金

私は今、お仕事をしていません。

 

ということはお給料をいただいていないので、お仕事による収入がありません。

 

でも、経済的には特に困らずに、毎日の生活ができています。

 

どうしてお給料をいただかなくても生活ができるのかと言うと、蓄えがあるからという理由のほかに、障害年金をいただいているから、というのがあります。

 

障害年金の存在は私にはとても大きくて、障害年金があるから、お仕事をせずに、病気の治療や資格試験の勉強に安心して専念することができています。

 

病気になって絶望の淵にいるときに、「このお金でしっかりと生きていきなよ」と障害年金に言われた気がして、それは涙が出るほどありがたいものだったんですよ。

 

社会保険料は大切なもの

障害年金をいただくには、もちろん一定の条件があります。

 

その条件のひとつに、「障害を負う前に、年金保険料をちゃんと納めていたこと」というのがあります。

 

そう、障害者になるだけでは障害年金はいただけず、払うものはまじめに払っておく必要があるのです。

 

年金や医療保険といった社会保険は、困っている人にお金を配るための資金にするために、保険料を集めています。

 

その事情があるので、保険料を払わない人には、困っているとしても、原則としてはお金を配らない決まりになっているんです。

 

国民年金の年金保険料を支払うのは義務なのですが、この支払いの滞納・未納がとても多いのが、問題とされています。

 

この年金保険料の支払いが滞ると、将来、高齢者になったときに老齢年金が貰えないだけではなく、障害年金だって支払われなくなってしまいます。

 

平均寿命どおりに生きれば高齢者には必ずなりますし、長い人生、障害者になる可能性も誰にでもあります

 

社会的な弱者になっても、経済的に困らずに生きていくために、防貧のために、今のうちから払うものは払っておくのが、とても大切です。

 

 

困ったときの自分のために

人生には、よいときもあれば、わるいときもあります。

 

上手くいっているときには「人生が下向くことなんてあるわけない」という気持ちになりがちですが、わるいときもいつかはやって来るものです。

 

そのわるいときへの備えは、必要なものです。

 

毎日よかったことを3つずつ書き込んでいくアプリ、ハッピーノートへの書き込みは、わるいときへの備えにもなります。

 

人生が上手くいかないときには、その現状から抜け出すためのヒントがあれば、大きな助けになります。

 

そのヒントは、上手くいっていたときに書き込んできた、ハッピーノートに蓄えられている可能性があります。

 

「上手くいっていたときはどうしていたんだっけ…」と過去を振り返って、そこから解決方法を見い出して、うまくいかない現状を良い方向に換えられるかもしれません。

 

自分を助けるのは、自分。

 

困ったときの自分を助けてあげられるのは、自分です。

 

将来のいつか困っている自分のために、今、ハッピーノートに記録を蓄えて、仕送りをしてあげる気持ちで書き込む、という考え方も、ハッピーノートの活用方法のひとつですよ。

 

 

筆者-あんにゅい

(2級精神障害を持ち、病気の治療をしながらお金の勉強に励む投資家ブロガー。”あんにゅいのお金のブログ”を運営中。自己紹介ページはこちら。)