【国別の投資比率は?】eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

こんにちは、あんにゅいです。

資産を形成するための運用対象として、三菱UFJ国際投信のeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)というインデックスファンドが人気を集めます。

「このファンドは全世界の株式に投資しているんだろうけど、実際にはどこの国にどのくらいの割合での投資配分をしているんだろう」

と気になったことはありませんか。

 

この記事では、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が投資の対象としている全ての国と、その配分を書いていきますよ。

 

 

地域と国別の投資比率

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 地域別、国別の投資比率・グラフ
(同ファンドの交付目論見書を基に作成しています)

 

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、ファンドの名前の通り、全世界の株式に投資をしています。

 

投資の対象となるのは49の国です。

しかし、その49の国に、均等に投資をしているのかと言うと、そういうわけではありません。

時価総額の比率に応じて、国ごとに投資比率は異なります。

 

その投資比率は上記のグラフの通りです(2020年3月末現在)。

 

資産クラスを、先進国株・新興国株・日本株に分けると、

 

先進国株 → 80.5%

新興国株 → 12.0%

日本株 → 7.5%

 

という比率になっています。

 

この比率は、この先もこのまま固定されていくものではありません。

各国の成長次第で、随時変動していきます。

 

各国の時価総額に応じて、投資の比率が変動していくのです。

ですので、投資家は時価総額比率の変動に合わせてリバランスをする必要が無く、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を一本持っているだけで、全世界の株式への時価総額に応じた投資は完了ということになります。

 

あんにゅい
全体の実に半分以上が、アメリカ株なんですね

 

 

投資対象の国一覧

【先進国(日本含む)】

・アメリカ
・日本
・イギリス
・フランス
・スイス
・カナダ
・ドイツ
・オーストラリア
・オランダ
・香港
・スウェーデン
・スペイン
・デンマーク
・イタリア
・シンガポール
・フィンランド
・ベルギー
・イスラエル
・アイルランド
・ノルウェー
・ニュージーランド
・ポルトガル
・オーストリア

 

【新興国】

・中国
・台湾
・韓国
・インド
・ブラジル
・南アフリカ
・ロシア
・サウジアラビア
・タイ
・メキシコ
・マレーシア
・インドネシア
・カタール
・フィリピン
・ポーランド
・チリ
・アラブ首長国連邦
・トルコ
・ペルー
・ハンガリー
・コロンビア
・ギリシャ
・エジプト
・アルゼンチン
・チェコ
・パキスタン

 

 

 

FOYで上位にランクインする超人気ファンド

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、2018年10月31日に設定されました。

そして同ファンドは、その年の「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year(以下FOY)」で、初登場にも関わらずいきなり3位を獲得するという、鮮烈なデビューを飾りました。

さらに翌年2019年、FOY2019では2位以下を大差で引き離し、堂々の1位を獲るという完勝っぷりを見せています。

 

FOYは、一般の投資家であるブロガーが、「本当によいと思える投資信託」に投票をし、その結果をランキング化して表彰する投資信託の一大イベントです。

僭越ながら、私も2018年と2019年のFOYに参加させていただきました。

FOYは活気と熱気に溢れる、信頼できるイベントです。

そのFOYで1位を獲得したのですから、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の人気は疑いようもありません。

 

このファンドは、記事執筆時点(2020年10月7日現在)で、純資産額を487.3億円と順調に伸ばし、更なる飛躍が見込めます。

運用実績も、コロナでの大暴落を乗り越え、設定から2年も経っていないのに、設定来リターンは+16.21%と立派なものです。

 

これ1本で全世界の株式への投資が完了してしまう、インデックス投資家から熱い視線を浴びるファンド、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)。

FOY2020でも好成績が期待される、注目の新鋭です。