【パチスロ4号機】リプレイハズシとは

こんにちは、あんにゅいです。

パチスロ4号機にはリプレイハズシという技術介入法が存在していました。

今となってはゲームセンターの懐スロや自宅スロでくらいしか使い道が無いかもしれませんが、そのリプレイハズシについて触れていきます。

 

BIGボーナスについて

5号機のBIGボーナス

獲得枚数はほぼ固定

5号機のBIGボーナスは機種ごとに規定枚数が定められていて、この枚数を超えるとボーナスが終了します。

同じ機種のBIGボーナスでも揃える絵柄によって規定枚数が違ったり、ボーナス中に変則打ちをすることで払い出し枚数を調整して最終的な獲得枚数を増やしたりすることができる場合もあります。

したがって5号機のBIGボーナスの獲得枚数は完全に一定ではないのですが、上記の概念が存在しない機種も多く、5号機のBIGボーナスの獲得枚数はほぼ固定されていると言っていいでしょう。

 

疑似ボーナスはボーナスではない

ARTやATをボーナスゲームのように見せかける機種もあります。

このようなARTやATを疑似ボーナスと言います。

ボーナスと疑似ボーナスとの見分け方は、ボーナスが枚数で管理されるの対し、疑似ボーナスはゲーム数で管理される場合が多い点です。

枚数で管理される場合は例えば「差枚数336枚で終了」などとされるのですが、ゲーム数で管理される場合は例えば「50ゲームで終了」などとされます(メイン小役の入賞数で管理されるタイプもあります)。

また、ボーナスはほぼ毎ゲームのように小役が揃いますが、疑似ボーナスはARTやATなので通常のARTやAT同様にリプレイも揃います(ボーナス中にリプレイの抽選をしている機種もあります)。

液晶画面上等で「BIGボーナス」などと表示されたとしても、それが疑似ボーナスなのであればそれはボーナスではなくARTやATなのです。

 

4号機のBIGボーナス

小役ゲームとJACゲーム

5号機のBIGボーナスとは異なり、4号機のBIGボーナスは小役ゲームJACゲームで構成されています。

4号機のBIGボーナスの終了条件は、小役ゲームを30回行うか、JACゲームを3回行うか、のどちらかです(Bタイプの場合はJACゲーム2回)。

JACゲームを3回行いBIGボーナスが終了するケースが通常とされているのですが、小役ゲームを30回行ってしまいBIGボーナスが終了するケースもあります。

このように、JACゲームを3回行わずにBIGボーナスが終了するケースをパンクなどと言います。

特に、JACゲームを2回行い小役ゲームが30回に達して終了するケースを2パン、JACゲームを1回行い終了するケースを1パン、JACゲームを1回も行わずに終了するケースを0パン(または全パン)などと言ったりしました。

 

獲得枚数は期待値方式

5号機のBIGボーナスは規定枚数を超えることで終了しますが、4号機のBIGボーナスは上記の通り小役ゲームかJACゲームの規定消化数到達で終了します。

4号機では獲得枚数はボーナス終了の条件とは関係無いのです。

小役ゲームとJACゲームで管理する4号機のBIGボーナスは、期待値方式と言います。

ある機種のBIGボーナスの平均獲得枚数が400枚だとしても、500枚獲得できることがあれば300枚しか獲得できないこともあったのです。

 

リプレイハズシとは

JACインを回避して小役ゲームを引き延ばす

JACゲームを3回行うとBIGボーナスが終了するのは前述の通りです。

JACイン確率は機種によってまちまちなのですが、普通にプレイしていると小役ゲームを20ゲーム以上残したまま3回目のJACインをしてしまうことはざらにありました。

小役ゲームを20ゲーム以上残してBIGボーナスが終了するのはもったいないよね、目いっぱい小役ゲームを消化してから3回目のJACインをした方がお得だよね、という考え方で生まれたのがリプレイハズシです。

リプレイハズシという呼称は、JACイン絵柄が通常時のリプレイ絵柄にあてられていることが多いことから付けられました。

JACイン成立時に変則打ち等でリプレイ絵柄を外すことによって、JACインを回避し小役ゲームを引き延ばすのがリプレイハズシなのです。

絵柄がリプレイなだけで実際にはJACインなので、厳密に言うとリプレイハズシではなくJACインハズシかな、と筆者は思っています。

 

難易度は機種によって様々

リプレイハズシは、機種によってはかなり高度な目押し技術を要求されるものもありました。

技術介入全盛時代には、当たり前のようにビタ押しを必要とする機種も多くありました。

特に大量獲得機でビタ押しを要求される場合、場面によっては「ここで失敗すると200枚は損する」というケースもあり、目押しが苦手な人(例えば筆者)にとってはその緊張感は半端なものではありませんでした。

ビタビタと平然とビタ押しハズシをしてのける人が輝かしく見えたものです。

技術介入時代も下火になると、リプレイハズシの難易度が低い機種がどんどんと登場し、逆押しをするだけでリプレイハズシが完了(目押し不要)という機種も多く出てきたように思います。

 

効果も機種によって様々

リプレイハズシの効果は機種によって様々ですが、A400であれば30枚程度の効果を臨める機種が多かったと記憶しています。

もちろん機種によってはそれ以上の効果があるものもありましたし、逆にリプレイハズシを頑張っても10枚程度しか効果が無い機種もありました。

大量獲得機であれば、100枚以上の効果を臨めたと思います。

 

勝ちたいなら必須の技術介入法

1回のBIGボーナスで、リプレイハズシをすることにより30枚のプラス効果を臨めるとします。

1日に30回BIGボーナスを引くとすると、30 × 30 = 900 で1日で900枚のプラス効果がある、ということになります。

900枚というのは等価換算で18000円分です。

1日で18000円ですから、10日で18万円、100日なら180万円、と打てば打つほどその差は開いていきます。

この効果は決して無視できるものではありません。

やらないよりはやった方がいい、というレベルではなく、やらないと大損する、というくらいの意識でいた方がいいでしょう。

「私、別に遊びで打ってるんで」という人には関係のない話かもしれませんが、勝敗に少しでもこだわるのなら、必ずやらなくてはならないと言えるくらい重要な技術介入法、それがリプレイハズシだったのです。