こんにちは、あんにゅいです。
2018年8月23日に、ロボアドバイザーの国内最大手とされているウェルスナビ(WealthNavi)の預かり資産が1000億円、申込件数が13万口座を突破したそうです。
1年1か月前の2017年7月時点では預かり資産は200億円だったようなので、破竹の勢いですね。
2年2か月で1000億円
私も資産の一部の運用をお任せしているウェルスナビですが、1000億円を突破したのは正式リリースから2年2か月目のことのようです。
(ニュースリリースより)
国内ではまだ比較する対象も少ないので、2年2か月で1000億円という金額自体がどのくらい凄いのかは正直わかりません。
ですが、グラフを見ると勢いが強いということはわかります。
正式リリースから2年2ヵ月(18年8月23日時点)で、預かり資産1000億円を突破しました。これは、先行する米国市場のロボアドバイザーの主要提供会社と比べても速いスピードです。
(ニュースリリースより)
ウェルスナビが上記のような公式コメントを発表しているところを見ると、やはり2年2か月で1000億円というのは大きな金額のようですね。
1口座当たりの預かり資産
申込件数は13万口座ということです。
1口座当たりの預かり資産はいくらあるのかと電卓を叩いてみましたら、約76万9230円という金額が出ました。
ですが「申込件数」ということは言葉通り「申し込みのあった件数」、つまり13万口座という数字の中には既にアクティブではない口座も含まれていると推察します。
そうだとするとアクティブな口座は13万口座よりも少ないということになりますので、アクティブな口座だけで考えた場合、1口座当たりの預かり資産は76万9230円よりも多いということになりますね。
ウェルスナビが設定している最低投資金額は、2018年8月28日現在、10万円です。
この数字で考えますと、76万9230円以上という平均預かり資産額は、結構多いんだなあという印象を抱くのですが、どうでしょうか。
私は妨害した
預かり資産額の成長が続くウェルスナビ。
私もその成長に貢献した人間の一人です。
ですが実は、今から約1か月前の7月下旬に、入金額の9割を出金しその成長を妨害したという経緯もあります。
ご覧いただいている通り、出金後のグラフがスカスカになっています。
当初2000万円を入金しその後1800万円を出金するという暴挙に出たのには、それなりの理由があります。
そのことについては下記に詳しく書いておりますのでよろしければご参照ください。
【参考】ウェルスナビから預け資産2000万円の内1800万円を出金し投資信託を購入
それにしても、運用実績が+386円、利回りが+0.02%となっているのは寂しいものを感じます。
まあ、たまたまでしょうし、マイナスになっていないだけいいのですが。
手数料を下げてほしい
預かり資産が1000億円で手数料が1%ということは、単純計算で10億円の売り上げがあるということですよね。
それだけの売り上げがあり、今後更に預かり資産が増えることも見込まれるのであれば、手数料を下げてくれないかなというのが本音です。
米国のロボアドバイザーと比較しても、日本の1%という手数料はやはり割高なようです。
ロボアドバイザー提供会社同士が切磋琢磨してくれないことには手数料はなかなか下がらないと思います。
そのためにも、国内最大手であるウェルスナビが一石を投じてくれることを期待してしまいます。
2018年1月からウェルスナビは長期割というプログラムを始めていますし、経営努力はされているんだな、とは思いますけどね。