— 2020年3月12日追記 —
(*この記事は、3大キャリアのいわゆる「2年縛り」が無い前提で書かれています。2020年3月12日現在、この「2年縛り」に大きな制限がかかるようになっており、解約のハードルは大幅に下がっています。しかし、違約金が完全に撤廃されたわけではありませんので、ご注意ください。)
こんにちは、あんにゅいです。
家計を見直す際によく取り沙汰されるのが格安スマホです。
格安スマホとは、格安SIMを差し込むことで使える、月々の通信費を安く抑えることのできるスマホのことです。
この記事では、格安スマホをオススメする理由と、乗り換えのメリットデメリット、それから筆者の場合を例として具体的にどのくらい安くなるのか事例をご紹介します。
格安スマホをオススメする理由
格安スマホに乗り換える最も大きなメリットは「通信費が安くなる」です。
格安スマホを使っている人の大半は「通信費を安くしたいから」という理由でそうしています。
しかし、もちろん乗り換えにはデメリットもあります。
と考えると3大キャリアから格安スマホへの乗り換えは、通信費が安くなればなるほど、またはデメリットが小さければ小さいほど、その価値は高くなりますよね。
一般的に格安スマホへの乗り換えは、驚くほど通信費が削減される割には、その代償(デメリット)は大したものではないとされています。
それが格安スマホをオススメする理由です。
先頃3大キャリアのソフトバンクから格安スマホのb-mobileへ乗り換えた筆者も、その通りの感想を持っています。
乗り換えのメリットとデメリットを把握して、吟味し、乗り換えの要否を考えていただければと思います。
乗り換えのメリットデメリット
メリット
格安スマホへ乗り換えるメリットは、もちろんこれです。
- 月々の通信費が安くなる
細かいことを言えば他にも「3大キャリアと比べるとプランがシンプルでムダが無い」などのメリットはあります。
しかしこれも結局は料金にかかってくるものです。
ですから格安スマホのメリットは「通信費が安い」の一点に集約されると言っても過言ではないでしょう。
具体的にどのくらい安くなるのかと言いますと、金額では月に3000円~5000円ほど、割合では75%削減されるケースもあります。
デメリット
格安スマホの代表的なデメリットは下記のようなものです。
- 3大キャリアよりも通信速度が遅い傾向にある
- サポート体制が脆弱
- 自分で設定をする必要がある
- キャリアメールが使えない
3大キャリアよりも通信速度が遅い傾向にある
これが格安スマホの最も大きなデメリットと言えます。
格安スマホは3大キャリアの回線を間借りしているので、混み合う時間帯は通信速度が遅くなる可能性が特に高いです。
筆者の場合、格安スマホを使っていて遅さに「イラッ」とする瞬間は確かにありますが、それは3大キャリアの頃でもそうだったので、格安スマホだからダメとは感じません。
サポート体制が脆弱
3大キャリアのような大手と比較してしまうと、格安スマホ業者のサポート体制は弱いです。
何かあったとき、助けてほしいときに助けてもらえない可能性は上がります。
しかし最近では格安スマホ業者の企業努力で、このサポート体制も強くなりつつあると言われています。
自分で設定をする必要がある
格安スマホを申し込むと「格安SIMカード」が送られてきます。
このカードを差し込んだり初期設定をするなど、格安スマホを使うための作業を自分でしなければなりません。
マニュアルもありますのでさほど難しいことではないのですが、機械アレルギーをお持ちの方にはネックになる部分です。
キャリアメールが使えない
キャリアメールとは、「xxxxx@softbank.ne.jp」などのキャリア独自のドメインを持つメールアドレスのことです。
近年ではこのキャリアメールを使っている人は大分減った印象があります。
「Gメール」「Yahoo!メール」などの他社フリーメールも充実していますし、キャリアメールが無くて困ることは特にないかなと感じます。
こんなに安くなった!
筆者の格安スマホ乗り換えにより出ている節約効果をご紹介します。
3大キャリアのソフトバンク解約前直近一か月分の請求額と、現在使っている格安スマホのb-mobileの直近一か月分の請求額です。
注目は何と言っても【+5,434円】という節約効果です。
一か月分のデータを抜き出しただけなので必ずこの効果が得られるわけではないですが、参考にはなりますし、額面を見ても心強いかと思います。
もうひとつ感じるのは、ソフトバンクのごてごてとした料金体系と比較すると、b-mobileは随分とシンプルです。
わかりやすいのもまた魅力ですね。
「費用の減少」は「収入の増加」と同義
いかがだったでしょうか。
筆者の場合、格安スマホ乗り換えにより月5,000円以上もの節約効果が得られています。
月5,000円で計算すると、年では60,000円ということになります。
自由になるお金が増えるという観点で言えば、「費用の減少」も「収入の増加」も同じことです。
年に60,000円を余分に稼ぐことを考えると結構大変ですよね。
その労力と比較すれば、格安スマホに乗り換える多少の手間とデメリットなど、大したことはないように感じます。
家計の中の固定費を削減するとき、削減が比較的容易で効果も大きいところから着手するべきです。
そのときの優先順位として通信費の削減は上位に挙がるでしょう。
3大キャリアのスマホを使うことに強いこだわりが無いのなら、格安スマホへの乗り換えは一考の価値がありますよ。