こんにちは、あんにゅいです。
2022年4月の投資実績を公開します。
2022年4月の投資実績
2022年4月の投資実績は下記の通りです。
(資産残高に現金預金は含んでいません。また、評価損益額から積立額を控除しています。)
(青線:時価 赤線:元本)
今月は約221万円のマイナスでした(-3.79%)。
パウエルFRB議長は、FOMCで、通常の2倍となる0.5%の利上げを検討する方針を表明しました。
急速な利上げは株価にとって悪影響があります。
今月下旬には米国株が大きく下げる場面が見られました。
これは米国株を多く保有する私の資産の下落も意味するのですが、しかし、現在は為替相場において円安が凄まじい勢いで進行しています。
当記事執筆時点で1ドル=129.75円となっており、約20年ぶりの円安水準です。
この円安によって米国株の急落のダメージは緩和され、私の資産評価額は前月比で-3.79%の下落で済んでいます。
円安が経済に与える悪影響が懸念されてはいますが、円以外の資産を保有している人間のポジションからすれば、円安は望むところだとも言えます。
各カテゴリの内容と資産評価額推移
投資信託(特定口座) 5,499万円→5,291万円
今月は米国株や欧州株がキツめの下げとなりました。
しかし、前述の円安の効果に加えて、株式以外の資産、債券やリートの動きがマイルドだったこともあり、保有資産全体での下落ダメージはそこまで深刻ではありません。
やはり分散投資の意義は大きいと感じます。
個別株(特定口座) 114万円→111万円
個別株も振るわない結果でした。
海外の食材に頼る外食チェーンなどでは、この円安下では相当に厳しいのでしょう。
株価は下落していますが、この程度の下落で済んでいるだけでも、まだ優秀な方だと思います。
つみたてNISA口座 223万円→216万円
つみたてNISA口座ももちろんマイナスでした。
特定口座のリターンが-3.78%だったのに対して、つみたてNISA口座では-4.57%です。
つみたてNISA口座内の資産はほぼ株式で構成されているため、株価の下落が顕著な月においては、このような尖った結果になりがちです。
2022年5月への展望
「超円安」という表現も使われ始めるほど、円安が急激に進んでいます。
米国株を筆頭に海外株が下げている状況なので、本来であれば現在は株の買い時です。
しかしこの円安では、円で海外資産を買うのがためらわれる、実に悩ましい局面と言えます。
海外資産を保有していれば円ベースでの資産は増えますが、逆に円資産しか保有していなければ、相対的に「買い負け」となってしまうからです。
こんな時、日ごろから資産を分散させておく大切さを実感します。
それは円やドルといった為替もそうなのですが、現金や株式、債券やリートといった資産クラスの分散も含まれます。
「銀行にお金を入れておけば安心安全だ」
と言えばそうなのかと考えると、これがそうでもありません。
価格変動リスクが無いという意味ではもちろん安全なのですが、「円のみ」「現金のみ」というのがリスキーなのです。
パーソナルファイナンスの重要性が叫ばれる昨今。
自分の資産を自分で守るために、これからも勉強を続けていきたい所存です。