パチンコで勝つためのとても大切な考え方

パチンコで勝つためのとても大切な考え方

こんにちは、あんにゅいです。

パチンコはパチンコ屋という胴元が儲かるゲームです。

胴元が儲かる以上、参加者(プレイヤー)は損するというのが基本的な考え方です。

ではパチンコというゲームでは参加者に勝ち目は無いのかといいますと、そういうわけでもなく実はつけ入る隙は存在します。

本来勝ち目が無いはずのゲームで、どうすれば勝つことができるのでしょうか。

その根幹となるとても重要な考え方を、私なりの言葉でご説明します。

 

他人に差をつけることを考える

パチンコで勝つための大切な考え方とは何でしょうか。

はじめに書いてしまいます。

それは他のプレイヤーに差をつけることです。

「そんなの当たり前じゃん?」と思われたでしょうか。

確かに当たり前です。

しかし、「他のプレイヤーに差をつける」ということが具体的にどういうことなのか、上手く説明できない方もいるかと思います。

本記事はそんな方のための記事です。

よろしければお付き合いください。

 

宝くじは万人にとって平等

宝くじ

 

誰でも知っていそうな、宝くじというギャンブルがありますね。

宝くじの還元率は40~50%程度とされているのですが、この記事では便宜上宝くじの還元率を50%とします。

還元率が50%。

つまり、宝くじを買った瞬間、そのくじの理論的な価値は半分になる、ということです。

300円の宝くじを1枚買うと、その瞬間にそのくじの価値は150円になるのです。

もちろん、抽選の結果次第で1億円になることもありますが、ほとんどの場合は0円になります。

当選したときの払戻額が大きいのでばらつきも大きいのですが、平均をとればやはり150円なのです。

買った瞬間に300円が150円になる。

すなわち宝くじを買えば買うほど金銭的には損をするということになります(私は宝くじは「夢を買う」ものだと認識していますので「損」だとは思いませんが、それは別の機会に)。

そしてこれがとても重要なのですが、宝くじには他人に差をつける手段が存在しません。

誰が、いつどこで、どのような買い方をしたとしても、当選発表前の1枚300円の宝くじの価値は150円です。

それは万人にとって平等です。

宝くじは、理論上はみんなが平等に損をします。

「運よく高額当選してそのまま勝ち逃げ」という勝ち方はあります(殆どの方はこれを狙っているのでしょう)が、期待値の概念を用いて説明すれば宝くじというギャンブルで勝つことはできません。

1枚300円の宝くじの価値を300円より大きくする術があれば勝てますが、そんな方法は無いのです。

 

パチンコは不平等

パチンコ

 

それに対して、パチンコは平等ではありません。

ではどのように平等ではないのでしょうか。

「俺は全然当たらなかったのに、隣の姉ちゃんは当たりまくってた。不平等だ!」

このように、「パチンコの不平等」とは「当たる人と当たらない人がいること」だと認識している人が多いのではないでしょうか。

実はそれは誤解です。

同じ大当たり確率1/100の機種を打っているとしたら、誰が打ってもその台の大当たり確率は1/100であり、平等です。

「ちょっと待ってよ。実際にたくさん当たる人とあんまり当たらない人がいるじゃん。不平等でしょ?」とお思いでしょうか。

そうですね、一見すると不平等なようです。

確かに結果としては「当たった、当たらなかった」となります。

しかしそれはパチンコが確率のゲームだからであり、ばらつきがあるからです。

ある稼働量の下で、ばらつきはプレイヤーの努力ではどうすることもできません。

プロでも大ハマリしますし、初心者でも大連チャンします。

宝くじで当たる人と当たらない人が出てくるのと同じです。

思い出してください。

前項で、宝くじは当たる人と当たらない人がいるのにもかかわらず、「宝くじは平等」だと書きました。

なぜ平等なのかと繰り返しますが、300円の宝くじを1枚買ったときの期待値は全ての人共通で150円だからです。

「当たった、当たらなかった」というのはただの結果論であり、期待値150円という万人にとって平等な事実に抗うことは不可能です。

だから宝くじは平等なのです。

そして、長い目で見ればばらつきはほぼ無視できるという面があります。

例えばパチンコ歴20年のAさんがいるとして、その隣にはAさんと全く同じパチンコ歴・稼働量のBさんがいるとします。

AさんとBさんの稼働量は全く同じなので、AさんとBさんの生涯大当たり回数(生涯大当たり確率)はほぼ同じのはずです。

これを大数の法則(たいすうのほうそく)といいまして、稼働量が多ければ多いほどばらつきは小さくなるという性質があるのです。

この法則の下で「当たった、当たらなかった」というのは不平等な要素だと言えるでしょうか?

言えませんよね。

だって、AさんとBさんの生涯大当たり回数に差は無いのですから、平等でしょう。

ですが、AさんとBさんの生涯大当たり回数はほぼ同じでも、生涯収支は全く異なるかもしれません。

Aさんは勝ち組でBさんは負け組。またはAさんは負け組でBさんは勝ち組。この可能性でしたら大いにあります。

では2人の生涯大当たり回数は同じなのに、収支に差がつくということがあるのでしょうか。

あります。

そこが宝くじとパチンコの決定的な違いです。

パチンコの当選確率は平等でも、パチンコという遊戯そのものは平等ではなく不平等なので、そこにつけ入り他人に差をつけることができます。

パチンコの不平等とは、「当たった、当たらなかった」という努力しても変えられない結果論ではなく、努力すれば変えられるそれ以外のところにあります。

 

他人に差をつける具体的な方法

パチンコの不平等、すなわちパチンコで他人に差をつける方法は、大きく3つあります。

それをより重要な順に並べると下記の通りになります。

 

  • よく回る台を打つこと
  • 持ち玉比率を上げる(持ち玉になったらとことん粘る)こと
  • 止め打ちをすること

 

上記の3点は、パチンコで勝てている人の殆どが実践していることのはずです。

これらを見て、「なあんだ、がっかり。なんかせこい。。。」と思われた方もいるかと思います。

そう思われた方の根底にあるのは、「そんなことよりも他人よりもたくさん当たる方法を教えてくれよ」といったところではないでしょうか。

残念ながら、同じ機種を打っている限り、他人より自分の方が多く当たりを引くということはできません。

それは前項で述べた通りです。

もしも他人より多く当たりを引くことができるのなら、それは宝くじで実際の当選確率よりも高い確率で1等を当てることができるということになります。

それではまるで、理論を無視した人知を超えた領域(パチンコの世界ではオカルトと言いますね)に届いてしまいます。

大当たり確率1/100の機種を一日打ち、その日の実際の当選率は1/90だった、ということは確かにありますが、それはただのばらつきであり、結果論です。

長い目で見れば、もっと言うと無限回試行すれば、実際の当選率も1/100に落ち着くのです。

上で挙げた3点を逆方向に実践すれば、「パチンコで負けるための方法」となります。

ちょっと想像してみてください。

 

  • 全然回らない台を打つ
  • 持ち玉比率を0にする(大当たり終了後即交換する)
  • 常に打ちっぱなし

 

これらを実践すれば、面白いように負けることができます。

相当な強運をもって狂ったように大当たりしない限り、勝ち目はありません。

これに鑑みても、先に挙げた3点がいかに重要か、分かっていただけるのではないでしょうか。

パチンコで勝つための考え方は、「大当たり確率1/100の台でどうやって1/90で当てるか」ではなく、「他人と同じ大当たり確率1/100という条件の中でいかに他人より有利に打つか」です。

他人より多く当てるというのは理論上は不可能なので、他人よりたくさん当たることばかりを考えていると、勝ちからは遠ざかります。

さて、パチンコの不平等とは「当たった、当たらなかった」ではないのですから、それ以外のところで他人に差を付けなければなりません。

それが先に挙げた3点なのです。

では、

 

  • よく回る台を打つことがなぜ有利で、
  • 持ち玉比率を上げることがなぜ有利で、
  • 止め打ちをすることがなぜ有利

 

なのか、なのですが、とても長くなってしまいますので、それらについて言及するのは別の機会に譲りたいと思います。

「当たった、当たらなかった」というのは結果論なので、期待値の観点からすれば収支に影響は無く、大事なのは「どのような条件で打っていたか」ということです。

同じ大当たり回数でも、打ち方によってプラス収支にもなるし、マイナス収支にもなるということを、魂にまで刻み込んでください。

 

期待値をプラス域にもっていく

普通に打っていたら負ける

パチンコ屋も商売です。

プレイヤーが好きな台を好きなように打っていたら、当然ですが負けます。

勝つこともありますが、トータルでは負けます。

なぜ負けるのかといいますと、その打ち方では期待値がマイナスだからです。

イメージにすると下図のようになります。

 

 

適当な打ち方をしてしまうと、期待値が±0のライン(チャラライン)に届かないので、負けてしまうという図式です。

これでは打てば打つほど負け額は膨らんでいきます。

言い方を換えますと、この条件でも打ってくれるプレイヤーが大半だから、パチンコ屋は商売として成り立っている、とも言えます。

 

「他人より少し有利」程度では厳しい

パチンコの勝ち方を学んだことのある方の中には、「この記事に書いてあることを実践したけど勝てなかったぞ」という方もいらっしゃるでしょう。

勝てなかった原因のひとつとして、期待値が下図のようになっていた可能性が考えられます。

 

 

他人に差をつけていたとしても、トータルの期待値が±0のライン(チャラライン)に届いていなかった場合です。

これではやはりトータルでは負けます。

しかしこの場合、適当に打つよりは負け額が緩和されますし、勝つための方向性としては合っていますので、もう一息なのです。

 

こうなれば勝てる

では期待値がどうなれば勝てるのでしょうか。

ここまで読んでくださった方ならもうお分かりですよね。

そのイメージは下図の通りです。

 

 

そう、他人に差をつけた分が大きく、トータルの期待値が±0のライン(チャラライン)を超えて、プラスの領域にまで及んだ場合です。

こうなった場合にはじめて、パチンコで勝つことができます。

負けることもありますが、トータルでは勝てます。

いかに他人に差をつけて、期待値がプラスになるようにもっていくか。

それを意識し実践することが、パチンコで勝つためのとても大切なことです。

 

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