こんにちは、あんにゅいです。
「手数料にこだわったインデックスファンド」としておなじみの、ニッセイアセットマネジメントの<購入・換金手数料なし>シリーズが信託報酬を引き下げます。
今回引き下げの対象となる投資信託は6ファンドで、変更日は2019年6月27日(木)のようです。
シリーズ6ファンドが信託報酬引き下げ
2019年5月23日、ニッセイアセットマネジメントから信託報酬引き下げについてのお知らせがありました。
それによると今回引き下げの対象となるのは下記の6ファンドです。
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド
- <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド
6ファンドともに低コストで人気のあるインデックスファンドです。
長期投資や積立投資に向いており、組み合わせることで分散投資の効果も得られます。
この6ファンドの内、「外国債券」と「国内債券」以外の4ファンドはつみたてNISAで買うこともできるので、より効率的に運用することができます。
具体的な引き下げ幅
今回の引き下げ幅をまとめてみましたら、下表のようになりました。
【年率・税抜】
かなり豪快に下げてきたなあ、という印象です。
特筆すべきは「ニッセイ外国株式インデックスファンド」の信託報酬が夢の0.1%切りを実現することではないでしょうか。
こうなると期待してしまうのは
同じ運用成績ならば、信託報酬が低いほどパフォーマンスに確実に好影響を与えます。
それは揺るぎない事実です。
ですからインデックスファンドの信託報酬引き下げのお知らせがあると、心躍るという気持ちになります。
しかしニッセイさんには申し訳ないのですが、私は<購入・換金手数料なし>シリーズのファンドも保有はしていますが、私のポートフォリオの主軸を形成しているのは三菱UFJ国際投信のeMAXIS Slimシリーズです(本当にゴメンナサイ)。
そしてeMAXIS Slimシリーズは「他社類似ファンドの信託報酬率が当ファンドを下回る場合、当ファンドの信託報酬率を引き下げ、業界最低水準にすることを目指します」と明言しています。
ともすれば期待してしまうのは、eMAXIS Slimシリーズも追随して信託報酬を引き下げることです。
もしそれが実現すれば、eMAXIS Slimシリーズを多く保有している私の資産運用に、より良い結果がもたらされることが期待できる、ということになります。
そうなれば先に信託報酬を引き下げたニッセイの功績と言うこともできるでしょう。
競争が生まれるということは素晴らしいことです。
私のような一市民としては、競合する会社同士でジャンジャンバリバリと切磋琢磨してくれることを期待してしまいます。