こんにちは、あんにゅいです。
2021年9月の投資実績を公開します。
目次
2021年9月の投資実績
2021年9月の投資実績は下記の通りです。
(資産残高に現金預金は含んでいません。また、評価損益額から積立額を控除しています。)
(青線:時価 赤線:元本)
今月は約56万円のマイナスでした(-1.05%)。
9月の後半、中国の不動産開発の大手である、恒大集団の過剰債務の問題が深刻化し、株式相場は世界的な急落を喫しました。
市場は動揺し、「恒大集団のデフォルトの可能性」や「リーマンショック級の危機の可能性」などが示唆されました。
しかしその翌日には株価は反発し、その後の市場は徐々に復調する展開が続きます。
私の保有資産も僅かながらにプラスを保ち、このまま月末を迎えて今月もプラスで終えるように見えました。
しかし月の終盤、米国の株式相場が突如大幅に下落し、連れて日本株も大失速してしまいました。
結局、最後の最後で株式の急落に捕まり、逃げ切ることができませんでした。
これで今月はマイナスとなり、月単位で10ヶ月続いた連続プラスの記録もここでストップです。
ここまでよくぞプラスが続いてくれたものだと、気持ちにも一区切りを付けました。
各カテゴリの内容と資産評価額推移
投資信託(特定口座) 5,029万円→4,970万円
保有投信の全体で、久々のマイナスとなりました。
今月は先進国株のマイナスが際立ち、株価急落の発端となった新興国株は、意外なことにプラスで終えています。
株価には様々な要因が絡み合ってその価値が定まりますから、今回の下落も、中国の金融不安だけが原因というわけではなかったのでしょう。
個別株(特定口座) 114万円→118万円
保有個別株は、全体でプラスでのフィニッシュでした。
飲食業界については比較的良好な結果となった月でしたが、コロワイドグループであるカッパ・クリエイトとアトムは、残念ながら沈んでしまうという歯がゆさです。
つみたてNISA口座 180万円→182万円
つみたてNISA口座ではマイナスでした。
保有比率の大きい先進国株が下落しているため、いかに日本株や新興国株が踏ん張ろうと、先進国株の下落分を跳ね返すまでには至りません。
しかし積み立て投資では、マイナスとなっても「安く買えてラッキー」と考えればいいのですから、随分と気は楽です。
「安く買えてラッキー」という文言は久方ぶりに使った気がします。
2021年10月への展望
あくまでも経験則なのですが、株式相場は上げるときにはじわじわと時間をかけて少しずつ上げ、下げるときには短時間で急激に下げる傾向があるのを感じます。
好調な相場が長期にわたっていたとしても、きっかけひとつで下落に転じ、そこからそれまでの上昇を台無しにするような大幅な下落をするのです。
今回は果たしてどうでしょうか。
この後には反発し、株価は再び成長を続けるのか。
それともこのまま弱気な相場が継続し、下降トレンドへと突入してしまうのか。
来月10月の相場にはいつも以上に注目してしまいそうです。
相場に下落はつきものです。
下落することそのものに文句などは言えません。
しかし、その後が肝心です。
今回の下落も、更なる株価の飛躍を後に据えた、単なる一過性のものであることを、心ばかりに祈っています。