こんにちは、あんにゅいです。
2021年10月の投資実績を公開します。
2021年10月の投資実績
2021年10月の投資実績は下記の通りです。
(資産残高に現金預金は含んでいません。また、評価損益額から積立額を控除しています。)
(青線:時価 赤線:元本)
今月は約292万円のプラスでした(+5.54%)。
先月9月、中国の金融不安から一時不安定となった株式市場。
先月は私の保有資産にも10ヶ月連続プラス記録に土を付けられて、久々のマイナスを叩いた月でした。
その不穏な流れは今月10月にも持ち越されるのかと懸念がありました。
しかし今月に入ってからは株価は力強く反発し、9月のマイナス分を簡単にはじき返すほどの巻き返しを見せました。
中でも米国株はやはり強く、10月に入ってから再び過去最高値を更新しています。
ここ近年を切り抜いてみれば、先進国株の中でも米国株は一貫して高いパフォーマンスを維持しており、その足取りは大変に軽快です。
また、為替も円安方向に振れているため、これが私の保有資産の上昇のブースターにもなっています。
運用中の資産額は5,500万円を突破し、米国の株価同様、私の保有資産も史上最高値を更新する運びとなってくれました。
各カテゴリの内容と資産評価額推移
投資信託(特定口座) 4,970万円→5,257万円
特定口座で保有してる資産は、今月だけでプラス約287万円でした。
私のポートフォリオは先進国株がその大半を占めているため、先進国株が好調な現在の市場の流れにうまく乗れていることになります。
反対に日本国内の資産は、株式、債券、リートともに冴えない動きです。
結果論ではありますが、投資をするのであれば、為替変動のリスクを取ってでも、国内だけではなく海外の資産にも投資するのが、セオリー通りに重要だということなのかもしれませんね。
それにしても、たかだか3年半ほどの運用で、ポートフォリオのリターンが+50%にまで及んでいるのは、明らかに出来過ぎだとは思いますが。
個別株(特定口座) 118万円→112万円
個別株では、好調な先進国株に反比例するように、全滅となってしまいました。
私のポートフォリオは外食産業に偏っている(優待狙い)ため、各銘柄の相関関係はとても高いと考えられ、外食産業全体がダメなら私のポートフォリオもダメ、ということになってしまいます。
優待や配当の恩恵は受けられるとはいえ、個別株での運用はボラティリティは高く、その意味では疲れを感じやすい運用だと思っています。
また、吉野家の優待改悪が発表されてしまいました。
具体的には100株保有で半年に1回3,000円の食事券を貰えていたものが、2,000円への改悪となります。
株価下落で負け、優待改悪で負け。
これでは気持ちもなかなか上がらないというものです。
つみたてNISA口座 182万円→196万円
つみたてNISA口座では、特定口座のリターン+5.78%を上回る、+5.91%でした。
つみたてNISA口座の方が特定口座よりも先進国株の比率が高いため、先進国株が好調な現状では、当然とも言える結果です。
反対に先進国株が不調なら逆の現象が起こるということで、想像するに青ざめてしまいます。
2021年11月への展望
9月の保有資産下落の懸念もなんのその、10月の巻き返しの勢いは凄まじいものがありました。
この1ヶ月だけで+5.54%のリターンとなっており、これは1年間の期待リターンに匹敵する数字です。
投資を始めた当初は、「運用が終わる頃に少しでもプラスになっていたらそれで良しとしよう」くらいに謙虚に構えていたのですが、いざ始めてみたらたったの3年半で+48.49%という超が付くくらいの好成績です。
さすがにちょっと怖くなってしまいます。
しかし冷静に考えれば、株価は連日のように史上最高値を更新し、さらには為替は円安傾向なのが現状です。
株価は割高なのだとしたら下方向に引っ張られる力が強くなり、そして為替は円安なのだとしたら円高方向に引っ張られる力が強くなります。
ということは、今この瞬間を切り取って評価すれば、私の保有資産が更に伸びる余力はあまり残されていないように思います。
つまり、今出ている含み益は出来過ぎだから下方向に修正されて当然、ということです。
こう考えておけば、現実に修正が来ても心構えとしては「やっぱりね」と受け止める余裕ができるということで、少なくとも精神衛生上はよろしいでしょう。
多額の含み益が生じているからと浮かれずに、11月もインデックス投資家として、基本に忠実に、淡々とバイアンドホールドを継続していく決意です。