こんにちは、あんにゅいです。
私が証券取引をするのに利用しているSBI証券では、その取引利用額に応じてSBIポイントというポイントが貯まっていきます。
貯まったSBIポイントは現金に交換することもできるのですが、ある条件を満たすとその交換レートが優遇されるということを知りました。
SBIポイントとは
SBIポイントについて、その概要を下記の記事に書いておりますので、よろしければご参照ください。
SBI iD会員優待サービス
SBIポイントのサイトによると、下記のような優待サービスが始まるということです。
SBIグループ共通ID「SBI iD」(※1)および顧客ロイヤルティプログラム「SBIポイント」を企画・運営するSBIポイント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:森田 俊平、以下「当社」)(URL: https://sbipoint.jp/ )は、2018年7月31日より、新たに一定のサービスのご利用を条件として、SBI iD会員様ご優待サービスを開始いたします。 総合FinTechソリューション企業であるSBI FinTech Solutions株式会社の子会社でソーシャルレンディング※2(貸付型クラウドファンディング※3)サービスを提供するSBIソーシャルレンディング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:織田 貴行、以下「SBISL」)の口座とID連携済みのSBI iD会員のお客様で、住信SBIネット銀行へ振込む場合のSBIポイントの現金交換レートを優遇いたします。
【リリースより/2018年6月29日】
要約すると、SBI iDを持っている人は、SBISLの口座とSBI iDを紐付けることによって、住信SBIネット銀行に振り込む場合のみ、SBIポイントの現金交換レートが優遇される、ということでしょう。
どのくらい優遇されるのか
現金交換レートが優遇されるとのことですが、どのくらい優遇されるのでしょうか。
まずは通常の交換レートを見てみます。
金融機関 | ゆうちょ銀行を除く全国の金融機関 | 住信SBIネット銀行 |
---|---|---|
交換レート | 1P=0.8円 | 1P=0.85円 |
住信SBIネット銀行に振り込む場合は1P=0.85円、それ以外の金融機関に振り込む場合は1P=0.8円とのことです。
住信SBIネット銀行に振り込む方が有利なのは分かるのですが、どちらにしても等価交換ではないのですね。これにはいささか不満を感じてしまいます。
次に優遇された場合の交換レートを見てみます。
金融機関 | 住信SBIネット銀行 | 住信SBIネット銀行 |
---|---|---|
交換レート | 5000P=5000円 | 10000P=12000円 |
5000Pなら等価交換、10000Pというまとまった単位ならそれ以上の12000円に交換してくれるとのことです。
仮に住信SBIネット銀行以外の金融機関で10000Pを交換すると8000円にしかならないので、優遇レートなら実に1.5倍、金額にすれば4000円も多く交換してもらえるということになります。
これはかなり有利と言えるのではないでしょうか。
延期延期。。。
上で紹介したリリースは2018年6月29日付けで発行されたものなのですが、実はその後で延期のお知らせが2回発行されています。
平素はSBI iDをご利用いただき、誠にありがとうございます。 2018年6月29日(金)にご案内いたしました、SBI iDとSBIソーシャルレンディング株式会社(以下、SBISL)とのID連携受付につきまして、諸般の事情から受付を延期いたします。
【リリースより/2018年7月20日】
SBISLとのID連携につきまして、2018年9月4日(火)の受付開始に向けて準備を進めておりましたが、より快適にご利用いただける環境をご提供するため、リリースを延期させていただくことといたしました。 直前のご案内となり、SBI iDをご利用のお客様にはご迷惑をおかけいたしますことを心よりお詫び申し上げます。
【リリースより/2018年9月4日】
どんな事情なのかはよくわかりませんが、直前になって延期の案内をするということが2回も続くと、一抹の不安を感じてしまいます。
リリース予定日が明言されていないこともあり、不安感は一層強まるばかりです。
大丈夫なのでしょうか。。。
口座を作るだけでいいならありかも
私はSBI iDは持っていますが、SBISLの口座は持っていません。
ですがSBISLの口座を作るだけなら無料でできるようです。
口座を作るだけ作ってIDを紐付け、あとはソーシャルレンディングに投資をしないで放置でいいのなら、作る価値はあるかと思います。
前述の通り、IDを紐付ければ最大で1.5倍もの優遇レートで現金交換できるからです。
しかし、ソーシャルレンディングに少しでも投資をしないとNGということであるならば、無理してSBISLの口座を作る必要はないでしょう。
単純にSBISLで投資をしてみたいということであるならば別ですが。
いずれにしても、2018年9月6日現在、ID連携サービスがまだ始まっていないので、優遇レート狙いで口座を作るにはまだ早いでしょう。
ID連携サービスがいつから始まるのか、そのリリースを待ちたいと思います。
【2019年1月19日追記】
ID連携サービスが始まったので連携してみました。SBISL口座開設方法とSBI iDとの連携手順を記事にしましたのでよろしければご参照ください。