eMAXIS Neoシリーズに「ナノテクノロジー」、「ドローン」、「バーチャルリアリティ」が追加

こんにちは、あんにゅいです。

「日本初上陸! AI(人工知能)が自動で銘柄を選ぶ、新時代のインデックスファンド」というコピーで、eMAXIS Neoという投資信託が三菱UFJ国際投信から2018年8月6日に登場していました。

eMAXIS Neo設定当初は3つのファンドで構成されていたのですが、2018年12月3日に3つのファンドが追加され、計6種の顔ぶれになったようです。

eMAXIS Neo設定時のことは当ブログでも取り上げさせていただきました。その記事は下記の通りです。

 

eMAXIS Neoシリーズ これ、インデックスファンドなの?

 

 

eMAXIS Neoシリーズに3つのファンドが追加

既存ファンド

eMAXIS Neoシリーズ設定当初からのファンドは下表の通りです。

 

ファンド名ベンチマーク信託報酬
eMAXIS Neo 遺伝子工学S&P Kensho Genetic Engineering Index0.72%
eMAXIS Neo ロボットS&P Kensho Robotics Index0.72%
eMAXIS Neo 宇宙開発S&P Kensho Space Index0.72%

 

 

追加ファンド

2018年12月3日に追加されたファンドは下表の通りです。

 

ファンド名ベンチマーク信託報酬
eMAXIS Neo ナノテクノロジーS&P Kensho Nanotechnology Index0.72%
eMAXIS Neo ドローンS&P Kensho Drones Index0.72%
eMAXIS Neo バーチャルリアリティS&P Kensho Virtual Reality Index0.72%

 

「ナノテクノロジー」、「ドローン」、「バーチャルリアリティ」という3ファンドが追加され、計6種というラインナップとなりました。

当然ですが各々で連動するベンチマークは異なります。

しかし信託報酬は全ファンドにおいて0.72%(税込0.7776%)で統一しています。

なお2018年12月10日に三菱UFJ国際投信からお知らせがあり、対象ベンチマーク名称の頭に「S&P」という語句が追加されたようです。確かにこれまでは「S&P」は付いていませんでした(詳しくはこちら)。

 

eMAXIS Neoの実力は

eMAXIS Neoシリーズの実力はいかほどなのでしょうか。気になるところですよね。

それぞれのファンド設定日から2019年1月8日までのリターンは下表の通りのようです。

 

ファンド名リターン
eMAXIS Neo 遺伝子工学-17.94%
eMAXIS Neo ロボット-17.85%
eMAXIS Neo 宇宙開発-19.09%
eMAXIS Neo ナノテクノロジー-14.22%
eMAXIS Neo ドローン-13.75%
eMAXIS Neo バーチャルリアリティ-14.92%

 

設定日から日が浅く、現時点でリターンについて言及することに意味は希薄だとは思います。

そして近頃の株式市場は下落相場となっています。上表のようなマイナスリターンになるのも致し方ないでしょう。

しかし、です。

それらを差し引いても、下落幅の小さいファンドが皆無に見える点には意外と言いますか、残念な気持ちになります。

参考までに、下表は私が保有するインデックスファンドの本日までの投資来損益です。マイナス幅が大きいものだけをピックアップしました。買付日はいずれも2018年5月~7月です。

 

ファンド名投資来損益(私個人)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)-12.83%
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)-13.28%
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス-12.80%
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス-12.92%

 

上表ファンドの買付日は2018年5月~7月。

eMAXIS Neoシリーズの設定日は2018年8月6日と12月3日。

スタート地点が違いますから比較の対象としては少々無理がありますが、それでも日付が比較的近いので参考にはなるかと思い、掲載しました。

私の保有するインデックスファンドの下落幅は最大でも-13.28%です。

対してeMAXIS Neoシリーズのリターンは-13.75%~-19.09%となっています。

インデックスファンドの最大下げ幅である-13.28%よりも、eMAXIS Neoシリーズの下げ幅の方が大きいですよね。

条件が違いますし、タイミングが悪かっただけかもしれません。

しかし6ファンドもあるのだから1つくらいインデックスファンドに勝っているファンドがあってもいいんじゃないの? という気持ちを拭い去ることはできません。

まあ、たまたまだと言ってしまえばそれまでなのですが。

 

テーマは魅力的だと思う

今回eMAXIS Neoシリーズに3ファンドが追加され、「遺伝子工学」、「ロボット」、「宇宙開発」、「ナノテクノロジー」、「ドローン」、「バーチャルリアリティ」の6ファンドになりました。

これら6つの名称を見ると、非常に魅力的に思います。率直に、ロマンを感じます。

最先端な分野に投資をするというのも、ありなんじゃないかな、と思えてきます。

アクティブファンド(アクティブファンド寄りのインデックスファンド?)だからと言って毛嫌いせずに、ポートフォリオに彩りを添える意味でこれらのファンドを購入するのも悪くないかもしれません。

もちろん無理して買うのは良くありませんし、資金に余力があるなら、というくらいの位置づけにしておくのがいい気はしますが。

私は投信はインデックスファンドだけを買うことに決めていますのでeMAXIS Neoは買いませんが、「アクティブファンドを買うならどれにする?」と訊かれたらこれらを選ぶ気がします。

そのくらい、テーマからは惹きつけられるものを感じます。

 

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